なぜ中折れしてしまうのか？症状別の原因と対策

みなさんは日本で中折れに悩んでいる患者さんは何人いると思いますか？実は、日本における勃起不全に悩まれている方の数は1130万人とも言われています。中折れとは、勃起はするけれども、セックスの最中に勃起が弱まりペニスが萎えてしまうことを言います。

ちなみにこんな方もいます。

一人でマスターベーションをしている時は完全に勃起するが、セックスになると急に途中で元気がなくなり、中折れしてしまうというケースです。

中折れの症状とは？

中折れはなかなか自覚していない方が多い曲者です。勃起をすることにはするので、自分は勃起不全ではないと思ってしまうのです。

しかし、勃起不全とはそもそも完全に勃起すらしない人だけを意味する訳ではありません。

医学的に勃起不全を定義していますのでご紹介させて頂きます。「性行為に十分な勃起が得られないため、あるいは十分な勃起を維持できないために、満足な性交が行えない状態」とされています。これに沿って考えていくと、中折れすることも勃起不全と言えるのです。

そう考えると、日本に1130万人もの仲間がいるのも頷けますね。定義があるとは言え、やはり男のプライドもありますし、なかなか自分が勃起不全だなどと受け入れるのは簡単ではありません。

しかし、この症状を受け入れずに次回は大丈夫だと言い聞かせすぎると、それがまたプレッシャーとなり、この中折れの症状を長引かせてしまう原因にもなるのです。

中折れの原因

ここで中折れの原因について勉強していきましょう。勃起不全には様々な原因が存在しています。

・心因性勃起不全

一つ目は心因性勃起不全です。この心因性勃起不全に悩まれる方が一番多いと言われています。これは、体のどこにも異変は感じられないのに、心理的な要因で引き起こされる勃起不全です。

例えば、「仕事の職場でストレスを抱えている」、「仕事が忙しくて疲弊している」、「趣味に没頭し過ぎて寝不足が続いている」など様々な理由があります。セックスにおける、不安・焦り・緊張なども原因として挙げられます。

この心因性勃起不全は治すことが十分可能な症状ですので、適切な処置を受けることをオススメします。治療の一番の近道は、まずあなたが勃起不全だと受け入れることからです。

・器質性勃起不全

セックス時もマスターベーション時も中折れしてしまうという方は、器質性勃起不全である可能性が高いです。これは身体機能の異常や障害により引き起こされる勃起不全です。勃起とはそもそも拡張したペニスの先に大量の血液が送り込まれることにより、硬く大きく勃起するのです。

その際、血管や血流に異常があると、正しく血液を送り込むことが出来ないということに繋がります。主に、糖尿病・高血圧・高脂血症などが器質性勃起不全の要因になりやすいと言われています。

・混合性勃起不全

この混合性はなかなか原因を探るのは容易ではないとされています。心因性と器質性の両方が複雑に絡み合い起きてしまう勃起不全ですので、これに関しては医師の判断に任せましょう。

・稀なケース

これは極稀なケースなのですが、間違ったマスターベーションをしていると勃起不全になるということもあります。「ペニスの握り方が強い」、「ペニスを床や布団など、固い所に擦り付ける」、「ペニスの擦り方が速い」などが挙げられます。

日頃から強い刺激を与えてしまっていると、女性の柔らかい膣の刺激では物足りなくなってしまい、結果勃起を最後まで維持出来なくなってしまうということに繋がります。

中折れの対策とは？

ここで中折れを一刻も早く治したいという方に向けて、改善方法をいくつかご紹介させて頂きます。これで改善された良くなったという人も実際にいらっしゃいますので、タダなら試してみてはいかがでしょうか？

・指のツボ押し

実は中折れ改善のツボというのが存在します。三焦経というツボです。このツボは左手のみにしかないそうです。ツボの場所は、左手の薬指の爪から3mm程離れた場所にあります。

やり方としては、右手の親指と人差し指で左手の薬指をつまむ様に持って下さい。そこから先程の位置を1秒つまんで1秒離すことを10回程繰り返して下さい。そうすると精力アップに繋がるそうです。

・背中のツボ押し

腰に手を掛けた時に、ちょうど親指で刺激出来る位置に腎兪（じんゆ）というツボが存在します。このツボは、精力アップの他にも疲労回復・頻尿などにも効果があるそうです。3秒押して3秒離すことを繰り返すことで効果が得られるそうです。カイロなどを張り温めるのも効果が期待できます。

・耳のツボ押し

これは内分泌点というツボになります。男性ホルモンの分泌を促してくれる心強いツボです。ホルモンの分泌という点では内分泌点の方がよいと考えられます。内分泌点は耳の内側にあります。

耳に指を入れると、前の方に骨のようなものがあります。その骨をさすって、耳たぶとぶつかったところの内側が内分泌点です。ツボは定期的に押すと効果を発揮してくれますが、やり過ぎると逆効果なので気を付けて行いましょう。